みなさまこんにちは。UNELのnanakoです。
すうっと深呼吸をしたくなるような香りを届けることで、なんでもない日常が楽しみになったり、肩の力が抜けたり、よしまた頑張ろうと思えたり。
そんな時間を届けたいと思ってUNELはスタートしました。
私自身、数年前の会社員時代に、頑張りすぎてちょっと(ちょっとということにしておきます)疲れてしまった時期がありました。
その時に私を支えてくれたものの一つが香りです。
ぐったりとソファやベッドに沈んだまま動けないでいても、好きなキャンドルやお香に火をつけると、それを楽しみに動き出せたり。
ずっと仕事のことを考えてしまってオーバーヒートしている脳も、電気を消してキャンドルの明かりだけにすると、自然と少しずつクールダウンしたり。
苦手な満員電車、ざわざわとしたオフィスも、自分だけに香るフレグランスをこっそり仕込んで向かえば、守られている気分で頑張れたり。
そんな風に、香りに救われてきました。
そして同じだけ救われてきたのが、誰かの目を気にするのではなく、自分の居心地の良さだけを極めた自室です。
私にとってお洋服やメイクは、自己表現だけではなくその場にふさわしいか、誰かを不快にしないか、というところを気にして選んでいる側面もあります。
しかし自室だけは、誰かを気にすることなく、自分の居心地の良さだけを追求できる。部屋に愛を注ぐことも、好きな香りを選ぶことも、結果的に自分を愛することにつながってきました。
セルフラブ・自己肯定感と消費をつなげたくないのですが、お部屋という箱を、自分の体や心の声に耳を傾けながら少しずつ心地よくしていくプロセスに、救われてきたのも事実です。
そして元気になった今は、いろんな人のお部屋や香りについてお話を聞くことが大好きです。
そして聞いていくうちに、これはUNELをいつも見てくださっている皆様にもシェアしたいなと思うようになりました。
これから少しずつ、いろんな人のお部屋や香り、そしてその人を支える何かについて、インタビューをして更新していきたいと思います。
タイトルはshow your room 335 -あなたの好きなもの、見せてください!-
ラリーカールトンの曲room335からインスピレーションを受けました。
彼が自分のレコーディングスタジオのナンバーから名付けたこの曲と同じく、また、香りやお部屋と同じく、読んで「素敵!」とときめいたり、肩の力が抜けたり、私も頑張ろう、と元気が出たりするようなメディアにしたいと思います。
ぜひたまに覗きにきていただけたら幸いです。
nanako / UNEL